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1%13 Unclean Wrist Band (3) Blue leather/Silver
品番 1%13
販売価格 13,200円(税1,200円)
購入数


イタリアのブッテーロレザーを使った1%13流の通称 “ ロットンブレス “


TITLE : 1%13 Unclean Wrist Band ( for Left Hand )
BRAND : 1%13
DESIGNER : TAKACHO LONDON
MATERIAL : ITALY COW LEATHER / METAL PARTS

COLOR (3) : BLUE LEATHER x SILVER STAMP x SILVER PARTS

SIZE : FREE

★ ライナーノーツ ★

1%13 Unclean Wrist Band ( for Left Hand ) & Unholy Wrist Band ( for Right Hand ) / U.W.B.

ロンドン 、何時行っても物価は安くない。

俺たちのような貧乏パンクやロックンロール、
そして一般旅行者達の毎日の経済状況を強く圧迫する物の一つに “ 食事事情 “ がある。

もしあなたに、幸運にもイギリス人の友人が居るのならば、そいつのフラットに滑り込み、朝夕の温かい食事にありつく事も可能であろう。
しかし、毎日となればそれなりに気も使わなければならなく(気を使わない友人がいるのならば最高だ)、まして全ての人にそれが可能とは限らない。

以前他のライナーにも触れたのだが、チャイニーズやストリートフードは比較的安価で済ます事ができる。
しかし、それより更に安い食い物と言えば、ロンドンの至る所に展開する スーパー “ TESCO “ や “ MARKS & SPENCER “ で販売されているレンチン食品だ。

現在英国の食事情は以前に比べ随分改善され、金を出せばそこそこ美味いものも喰えるようにもなったのだが、そうも言ってられない財布事情。
夕方になると日本同様、仕事帰りのサラリーマン達が安い食材を求め、惣菜&レンチンコーナーに群がる姿をよく見かける。
先ずは宿泊先となるB&Bに電子レンジがあるかスタッフに確認すると良いだろう。 “ マイクロウエーブ “と言えば通じるはずだ。

この言葉は “ 鍵無しインド雑貨のカバン一個 “ と言う超無謀な軽装備で渡英していた頃、
強気で辞書さえも持たずして、やっぱりここぞと言う時に大事な言葉が出て来なく、必死のジェスチャーで獲得した魔法の言葉だ。
そしてB&Bで電子レンジがある事が確認できたならこっちのものだ。
外で喰ったら下手すると20ポンド以上、しかしスーパー見切り品ならば、その3分の1の可能性も見えてくる。
惣菜&レンチン食品カウンターを覗いてみると、日本でも馴染みのインド料理やイタリア料理が目に止まるはずだ。どちらもデカくて食欲をそそる。
また、タイミングが良いとディスカウントされて更にお安くなる場合もあるから後はタイミングだけだ。
個人的にはインド料理が好みなのだが、日本ではお目にかかれない料理も並んでいるから、機会があれば試してみると良いだろう。
そして、日本との食のテイストの違いからなのか、食にずぼらなイギリス人の底力がここに花開いたのか、満足のいくディナーとなる事であろだろう。

さあ、それでは本題に入るとするか。

長年、国内外問わず様々なブランドよりリリースされ続けるSEX PISTOLSのジョニーロットンが使用していたタイプのリストバンド、通称 “ ロットンブレス “
元々はリフティングリスト / パワーリストと呼ばれ、重量上げ競技に使用する手首の保護 / 補強の装具であった。

その “ リフティングリストからのロットンブレス “ を、何故に今、1%13が作る事になったのか? そこに深い理由は存在しない。
超個人的にあらゆるロックンロール現象を練り込みながら、リストバンドの形状をした “ アレ “ をこの世に送り出してきたのだが、
このリストバンドを作った事は今までに一度も無かった。理由は単純、ただ俺の出る幕が無かっただけと言う事だった。
各方面から多くリリースされるモノに対して、全く興味が湧かなかった。ただそれだけの理由だった、、、、、

どんな “ 粗雑なパンクギア “ にでさえも、地下音楽文化とアティテュードを必要以上に練り込む事に執念を燃やし、
毎度お馴染みの馬鹿馬鹿しいテーマと1%の希望を掲げ、2018年もあらぬ方向に突き進んでゆく1%13。今回も不動の “ 絶対的基本 “ に照準を合わせる。
伸るか反るか?最初期に作ったDOG CUFF WRIST BAND ( シドリスト )から10年経った節目にこいつを出すと言うのも、また良いタイミングなのであろう。


<素材>
ブッテーロ / イタリア製 

SEX PISTOLSの登場から既に40年が経過した2018年。この一つの完成したリストバンドに、更に独自のエッセンスを加えてゆくにはどうすれば良いのか?
DOG CUFF 同様、1%13はリストバンド製作の根源に立ち返り、素材の見直しからスタートした。高品質/多価値なアイテムとして再現させる為だ。

素材の原産国は、上記庶民の味方、ロンドン発、レンチンイタリア料理経由から、いつか乗りたいランボルギーニ、男の悲哀ドンコルリオーネ、
ハードコアパンクならWRCHED、RAW POWER、NEGAZIONE、KOBRA、etc etc etc 、、、、
陽気で女好きの国 “ イタリア “ が原産の皮革 “ ブッテーロ “ に辿り着く。

イタリアで生まれたこの “ ブッテーロ “ は高度な技術と長年培われた歴史によって生み出される。
日本とは異なり、自国文化として皮革産業が深く根付いているイタリアの皮革は、発色の良さもさることながら、
非常に上質な皮革を作り上げ、バケッタ製法などの1000年も続く伝統製法を頑なに守り続けており、
世界でも唯一ベジタブルタンニン100%でなめした事を認定する機関 “ ベジタブルタンニン協会 “ を持つなど、皮革への取り組みにも積極的に行っている国である。
タンナーとして有名なトスカーナ地方では、数千社のタンナーがひしめき合っており、情熱と信念をもった革作りをしている非常に由緒正しい国なのである。


<デザイン>
金銀箔押し / 素押し刻印

大きく異なるポイントとしては、リストバンドにflicker(光のチラつき)と言う概念を加えた点だ。
単純にネーミング程度で行うマーキングではなく、統合デザインとして図柄の配置がどのような効果を生み出すか実験を試みた。

様々な刻印デザインを作りながら最終的に決定された物がステッカーシートで使用された今回のデザインである。
全体的にはリストバンド本体の、基本に忠実なスタイルを維持しながら、斜め前に進ませる1%13。
ロゴの直線的なデザインは手首のラインアクセントとして印象付ける。

マナーのジョニーが右手、バックル内側ならば、1%13は反対の左手、バックルは外側のポジション設定からデザインを進行する。
同様にして別物、ジョニーロットンに合わせる理由は1%13には全く存在しない。

そしてその由来は大英帝国が占領していたインドを経由し、再び戻ってTESCOのレンチンインド料理もかすめながらサーブする。
多角度の視点と、過去、現代、未来を行き来させながら結晶化させる為だ。
インドでは左手は不浄の手とされており、仏教では数珠を持つ手。縁起の悪い選択は転じて1%13にぴったりの理由だ。
これはその忌まわしい左手の諸悪をがっちり固定して戒めるリストバンドとして存在させる。

今回このパワーリストのリリースに合わせて、以前リリースした “ GLUE LETTER “ のシングルリストを、全く違う意味合いとして同時リリースを行う。
こいつは右手用だ。前回と異なるポイントは、強度を上げる為にボタン部分を変更。

デザイン面ではプリミティブな素押し刻印を新たに加え、革本来の特性を最大限に引き出す。
特色は、手首にチラつくロゴの “ 光 “ が、デザインとメッセージの上に成り立っている事。
そして右手はインドで聖なる手、仏教では神の手。そこにGLUE LETTERとは軽く罰当たりな行為も1%らしい趣だ。

シンプルで、今まで散々リリースされ続けているアイテムではあるが、コロンブスの卵的な発想の転換と、
絶妙なテイストのデザイン配置は使用時に既出の物との違いに気がつくはずであろう。

イタリアンレザーの質感と微妙にチラチラ光る “ 光の乱反射 “ は、ライフスタイルに新たな光を放つ。

よりスタンダードなテイストを希望される方は 素押しの刻印を選ぶと良いだろう。モダンプリミティブに進化を遂げる、
素押し刻印は、素材、形状、色といった、リストバンド本来のパフォーマンスを前面に押し出した作品だ。

全てのラインナップ共通に発生する、経年変化による革の質感は、使い手それぞれの生活スタイルに順応した、独自変化をして身体に同化してゆく、、、、、、


誤解があるといけないから一筆書いておく。このリストバンドを、ライナーどうりに使用をする必要は全く無い。
右手に着けようが左手につ着けようが足に嵌めようが、タマキンに着けようが “ 完全に使い手の自由である事 “ をここに宣言する。

しかし、その辺のアクセサリーとは決定的に異なるポイントは、
” もう一度、物と課程に対して考えるきっかけと、膨張するロックンロールを意識的に含んでいる “ という事である。

サイは振られた。ここから何を見出すかが我々人類にとって最重要なポイントなのである。

たかが、パンクギア。されどパンクギア。

ネーミングがどうであれ、細部に神が絶対宿ると言うことを、信じるか信じないかはあなた次第です。


TEXT by TAKACHO LONDON


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