1%13の鋲柄バンダナが嬉しい再発です！

TITLE : 1%13 STUDS BANDANA
BRAND :【 1%13 】
DESIGNER : TAKACHO LONDON
MATERIAL : COTTON 100%
PATTERN : ORIGINAL STUDS PATTERN（鋲柄）
COLOR : BLACK / PURPLE
SIZE : H 530 mm x W 530 mm
PRICE : \ 1,700- ( x TAX )


Studs（鋲柄） Bandana

2022年、混乱が加速した一年だったがなんとか生き延びた

みんなは元気か？


前回リリースから約4年ぶりとなるお馴染みの鋲柄バンダナの再発。毎回不思議なのだが、再発回数を考えると死ぬまで分はあると余裕をカマして必ず自分のが無い。
なので今回も使い勝手が非常に良い、不屈の名作 “ 鋲柄バンダナ “ の再リリースを行い、駄文ライナー改訂版をここに残す。

　
こいつが生まれる時代背景はSDS末期からCHELSEA期。ちまちま20世紀末からデザインにとりかかり、21世紀頭に具現化させた、、、、って事は20年経ってるのか！！？？
2001年には概ねイメージは完成していたものの、最終デザインに中々辿り着けず、試行錯誤を繰り返し続けてようやく到達した 1%13 初となるオリジナルパターン 鋲柄 。
実際随分手こずった。ロカビリーに豹柄があるなら、パンクは鋲柄だろ？という極めてくだらない発想が製作の原点だ。
スーサイダル巻き、バンダナスラッシュ、カオスUK３点バンダナ etc 、、、以降パンク界隈ではクローズアップされる事が少なくなってしまった ” バンダナ “ というメディアに対し、
新たなるパンクの可能性を追求しつつ、地球規模で危機感が増す現代社会での実生活において絶対的必要性の確信の元、再リリースを行う。
リアリティの追求の為に、無理矢理ビスジャンをスキャナーに押し当て、数えきれない数のスキャンを行った挙句、機械本体が崩壊してしまった俺にとっては悪夢のデザインでもある。

バンダナは正方形だから、４方向にキャラクターを持たせたらまた違った景色が生まれるか？と閃いてしまった時が運の尽きだった。
余計な組み合わせがデザインに発生して、着地が更に困難になってしまった。当初はデジタル処理により繋目の綺麗な仕上がりで企画は進行していたのだったが、
余計な作り込みがパンクの荒々しさや生々しさを相殺してしまい、結果暗礁に乗り上げて長期間かけて作った完成間近のデザイン全てを破棄しなければならないという、
デザインあるあるの洗礼ももれなく食らう。気を取り直しての再スタート後は、雑な組み合わせも敢えて意識しながら、作っては壊し作っては壊しを繰り返しながらひたすら沸点を待ち続けた。
ジップとバックルはレアなロンジャンパーツで特別感を出そうともしたのだが、結果 DEAD END で買った安物の革ジャンパーツが一番しっくりきたと言う事はパンクの導きと俺は信じる。


< 素材 >
コットン100% 純国産
政治、宗教、戦争、経済、迷走しまくる2022年。ならば尚更 “ 頑張れ日本 “ を繰り返しここに叫ぶ。
安心、 安全、信頼の高い国内工場から、高品質のロックンロールクロスを現代のアンダーグラウンドカルチャーにもう一度供給だ。
使い勝手は非常に良く、デザインは表裏合わせて８方向。首に巻いたり、頭に巻いたり、ケツポケットから出してみたり、etc、、、、様々な状況で使用が可能。
吸水力も良く、大判のハンカチとしても機能する。リリースから今日に至るまで長年使い続けて確信する、最高峰のパンククロスと自信を持ってお勧めする。


< カラー >
黒 はド定番、完璧なるハードコア。リアルで立体感のある表情は、日常から非日常まで様々なステージで活躍する。

特別色は1%13初の再発となる紫だ。軽くチェックしたところ10年ぶり？？　Punks Not Dead を地でいく超リアル系バンダナは、僧侶の袈裟では徳の高い色でも広く世に知られる。
カラーイメージは神秘的なテイストを併せ持ち己の感性を常に刺激しまくる。何故かこの色は不良が好む傾向があるのだが理由は諸説あり。
差し色に出しゃばらずアクセントにはもってこい。マルチユースに長ける使い勝手でプレゼントにも最適だ。

TEXT by TAKACHO LONDON